ケイゲツの塗替えリフォーム




塗料には、幾つかの種類があって、その特徴は耐候性に差が出ることです。

このイラストで見ると、40年前頃の主流だったオイルペイントをはじめとして、アクリル・ウレタン・シリコンと、左から右へと耐候性は高くなります。


一番耐候性のあるフッ素ですが、コスト・効果を考えた場合、屋根の塗り替えや外壁の塗り替えには不向きだと思います。それに塗装工法的にも問題があります。一番のネックはローラー工法が使えないことです。

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イラストで解るように、塗料の寿命と価格は比例しています。オイルペイントをはじめ、アクリル・ウレタン・シリコンと耐光性と準じて価格も上がります。ようするに寿命の長い塗料は価格も高くなると言うことです。

塗料の選び方についてですが、いろいろな状況で考え方は変わると思います。

あと4~5年で家の建て替えを考えているのであれば、シリコンを使う必要はありません。アクリルで十分だと思います。

また7~10年以上は住んでいたいのであれば、ウレタン・シリコンを選べば良いのだと思います。


もし私が、自分の家を塗り替えるならば、価格と塗料の費用効果を考えたとき、シリコン塗料を選択します。
今の段階ではベストだと思います。

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塗料にはアクリル系だとか、ウレタン・フッ素系だとか、いろいろありますと、前に話しましたが、そのような塗料は、大きく分けると水性系と溶剤系の2種類になります。

出始め塗料のほとんどが溶剤系の物でした。最近になり環境問題、臭いの問題、人に対する影響を考慮して、各メーカーが水性系の塗料を開発するようになってきました。

ちなみに、水性・溶剤ともに材料の性質・機能に何の問題もなく、変わらないとのことです。


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なぜシリコンが今の段階では良いのか!
塗り替え工事の工事費を考えると、ヒントがあるように思います。

塗り替え工事の内訳は、大ざっぱに分けると 工事費=人件費(70%)+材料(30%)です。

工事の大半は人件費です。材料が3割アップしても全体工事費としては、1割程度しか工事費はアップしません。



例)
ウレタン塗料の場合 人件費50万+材料15万=65万
シリコン塗料の場合 人件費50万+材料3割アップで19.5万=69.5万

ウレタンとシリコンの差は、全体工事で見ると6.9%増しになります。増額になった4.5万円とウレタンの耐光性5~7年とシリコンの耐光性8~10年との差、3~5年を考えてみて、決めると言うことです。

私はこの差額の対費用効果を考えたときに、シリコンは高くないと思います。

因みにフッ素塗料の場合は超高くなります。シリコンが1缶2.5万円だとして、フッ素の場合は1缶15万円にもなます。約1缶当たり6倍の差になります。

この様な場合は、全体工事として5割以上のアップが考えられます。前に話しましたが、フッ素塗料での工法には、ローラー塗りが出来ないと言う問題がありますので、今のところベストチョイスは、シリコンになります。

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